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社長のためのメディア戦略:経営者に与えられた数少ないチャンスを活かすのはやはり経営者!Ⅲ(おしまい)
キーワード:経営者に与えられた数少ないチャンスを活かす 2017年6月30日
一方、私が今実践しているメディア戦略は、トップに頑張ることで効果が発揮される販売促進策と言えます。
社長がまず先頭に立って、メディアに登場し、レギュラー番組や連載を担当することで、顧客に或いは顧客候補となる人たちに直接アプローチしてもらうというものです。
私と同じやり方を実践するとすれば、決断するのも動き始めるのもまずは社長本人から・・という販売促進策です。
事務的な手続きなど多少は社員のサポートをもらってもかまわないのですが、一番肝心なところで動いてもらうのは社長一人です。
ということは、決断し行動に移せば、動き出すスピードが早い、ということになります。
メディア以外のパーソナルな情報発信についても、同時進行的にブログ、コラム、ツィッターなどSNSなどの媒体を通じてすぐにでも取り掛かることができるのです。
例えば、イベントのお知らせなどは、社員でも書き込むことができますし、メディアのインタビューなどにも単発であれば応えることもできるでしょう。
しかし、継続的に我が社をアピールし続けることは社員には不可能な話です。
そもそも、社長と社員とでは基にあるソースがまるで違います。
事業について多くを語れるのは社長しかいないのです。
私が考える社長のためのメディア戦略は、社長が直接販売促進や営業戦略にコミットするもので、それは社長に与えられた数少ないチャンスなのです。
この貴重なチャンスを活かすのも殺すのも社長次第です。
実現までのスピードが極めて速いこの戦略を是非研究してもらいたいものです。
おしまい
〔お知らせ〕
「社長のためのメディア戦略」についてはコンサルティングを実施しています。
私の別会社「(株)メディアコネクション」のHPをご覧ください。
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