所長ブログ
最新の記事
心ならずも麻布警察署見学の件―事情聴取室は狭かった・・・―Ⅰ
2018年12月31日
先日、東京は港区、麻布税務署に出頭した・・・と書くと、
「ああ、とうとう、海江田の奴もこれまでの悪事が全部ばれて警察に捕まったのか・・・」
と、思った人は早とちりである。(そもそも悪事は働いていませんし・・)
実はのっぴきならない事態が起こってやむなく警察に相談に行ったのだ。
ことの顛末はこういうことである。
年末、鹿児島の私の事務所に1通の封筒が届いた。
中を見ると、私のマイナンバーと身分証明書として免許証のコピーを送ってくれ、とある。
会社の住所が港区だったので、私はてっきり長女が関係している不動産会社のものだと思った。
不動産関係で何らかの支払いがあればマイナンバーを提出する必要が出てくる。
年末忙しかったこともあり、深く考えることもせずに総務に頼んで所定のコピーを添付し、急いで同封されていた返信用封筒を出してもらった。
とはいえ、確認だけはしておこうとその封筒を持って上京し、年末年始を一緒に過ごすために、家内とともに長女の家に滞在する。
ところが、その封筒の社名を見た長女は「そんな会社聞き覚えがない。」という。
どうやら、資料を送付してしまったその会社は、私が思った不動産関係の会社ではなかったらしい。
さてそこから大慌てとなった。
「しまった!マイナンバーなんて迂闊に教えるんじゃなかった。」
と、なったのである。
インターネットで社名を検索すると住所は間違いないが、何をやっている会社なのかはっきりしない。
見覚えのないその社名に「これは、新手の詐欺なんじゃないか!」ということになった。
「警察に電話した方がいいですよ、お父さん。」
と、長女の婿も私に進言する。
110番なんて電話したことがない。
しかも、「これが初めての110番かよっ!」・・・恥もいいとこである。
つづく
これまでの記事
老いと病と病と老いと―負の相乗作用・・・健康を害すとすべてが狂うというお話―
統計というまやかしと期待と・・・―リアルなようでそうでもないようで・・―
質問は一つの主張を込めたオピニオン―「情報発信」の「即時性」について考える―Ⅳ(おしまい)
質問は一種の「触媒」となって議論の質を高めてくれる―「情報発信」の「即時性」について考える―Ⅲ
最も即時性の高い「情報発信」、それは、「質問」―「情報発信」の「即時性」について考える―Ⅱ
どれだけスピード感を持って発信できるか―「情報発信」の「即時性」について考える―Ⅰ
中小企業の経営者こそが積極的に取り組むべき「情報発信」―存在の証(あかし)は「情報発信」・・黙っていれば存在していないのと同じ―Ⅲ(おしまい)
世界では「情報発信」を行なわない者はやがて淘汰される―存在の証(あかし)は「情報発信」・・黙っていれば存在していないのと同じ―Ⅱ