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マーケティングは本気でやらなければ・・・―BtoB企業の現状に学ぶマーケティング―Ⅸ

マーケティングに関するノウハウをほとんど持っていないという日本のBtoB企業・・・

現状はどうなっているのでしょうか。

 

庭山教授は次のように述べておられます。

― 残念ながら日本企業には大学や大学院でマーケティングを体系的に学んだ人材もいなければ、学ぶ機会もほとんどありません。

大学で教えているマーケティングの大半はtoC(消費者向け)のものです。―

 

これは、その通りだろうと思います。

そもそもマーケティングといえば、私でもBtoC(消費者向け)のものが頭に浮かびます。

toB企業のマーケティングといわれても、にわかにはイメージできません。

 

とはいえ私は、通常のマーケティングについては、以前、鹿児島大学で講義をした経験があります。

その前に、東京在住の頃、マーケティングリサーチを生業(なりわい)としており、実務経験があったからです。

東京時代は、大手企業に何本もマーケティングレポートを納品していました。

 

このとき、鹿児島大学にはマーケティングを専門に教える先生はいませんでした。

今はどうでしょうか。

まだいないとすれば、日本の場合、学ぶところから整備しなければならないのかも知れません。

 

まあ、日本がそんな現状なので、庭山教授はBtoB企業から、どうしたらいいのか?という相談をよく受けているようです。

これに対する庭山教授の答えは結構シビアなものです。

 

庭山教授は次のように答えられるそうです。

「マーケティングは本気でやらなければ結果は出ません。」

本気というのは、期待する結果に見合った適切な資源を投入するということです。―

 

この場合の「資源」というのは、予算ももちろんのことですが、人材、システム、仕組など、企業活動のすべてにわたって「本気」で取り組まなければならないことを示しています。

 

 

つづく 

 

 

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